仮性包茎は自力で治すことができる?おすすめの治し方や注意点を徹底解説

仮性包茎は自力で治すことができる?おすすめの治し方や注意点を徹底解説

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「仮性包茎は本当に治したほうがいい?」「自力で治す方法はある?」そのような疑問を抱えている方は少なくありません。仮性包茎は日本人男性の多くに見られる状態ですが、衛生面や見た目、性行為への影響を考えると、改善したいと考える人も多いでしょう。

仮性包茎を治す方法は大きく二つに分けることができます

  • 矯正器具を用いて自力で治す
  • 包茎手術で治す
本記事では、それぞれの方法の特徴や注意点について詳しく解説します。また、仮性包茎の基本知識についても解説します。仮性包茎について悩んでいる・治療を考えている方は是非参考にしてください

仮性包茎の手術ならABCクリニック

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仮性包茎とは?真性包茎やカントン包茎との違いや特徴について解説

仮性包茎の違いと見分け方

仮性包茎は、真性包茎やカントン包茎と混同されることがよくあります。仮性包茎の治療を検討する前に、真性包茎、カントン包茎、仮性包茎の違いや特徴について正しく理解することが大切です。ここでは、仮性包茎の特徴や見分け方について詳しく解説します。

仮性包茎とは包皮を剥けば亀頭が露出する状態のこと

仮性包茎とは、亀頭を包皮が覆っているものの、手で剥けば完全に露出できる状態を指します。真性包茎のように包皮口が狭くないため、無理なく包皮を剥くことが可能です。日本人男性の多くがこの状態に該当するとされており、日常生活を送るうえで大きな支障が出ることは少ないです。

ただし、仮性包茎にも個人差があり、勃起時に自然と剥ける軽度のタイプから、勃起時も包皮がかぶっている重度のタイプまで幅があります。包皮のかぶり具合や戻りやすさによっては、衛生面や見た目、性行為などに悪影響を及ぼすこともあるため、仮性包茎を治したいと考えている方も少なくありません。

参考:現代性教育研究ジャーナル

真性包茎やカントン包茎と何が違う?仮性包茎の正しい見分け方

仮性包茎を正しく理解するためには、真性包茎やカントン包茎との違いを把握することが大切です。いずれも「包茎」に分類されますが、状態や治療の必要性には明確な違いがあります。

真性包茎とは包皮を手で剥こうとしても亀頭が露出できない状態のこと

真性包茎とは包皮の先端が極端に狭い、亀頭と包皮が癒着してしまっているなどの理由から、手で剥こうとしても亀頭が露出しない状態のことです。排尿や性行為に支障をきたすことがあり、医療的な治療が必要になる場合もあります。

カントン包茎とは包皮が剥けた際に元に戻らない状態のこと

カントン包茎は包皮を剥くことができても、剥いた包皮が戻らず、亀頭の根元で締めつけられて腫れや痛みが生じる状態です。血流障害を引き起こし、最悪の場合は壊死してしまうこともあるので、緊急処置が必要になることもあります。

以下に仮性包茎、真性包茎、カントン包茎の違いや見分け方をまとめました。

仮性包茎・真性包茎・カントン包茎の違いや見分け方
包茎の種類 特徴・見分け方
軽度の仮性包茎 平常時は包皮がかぶっているが、勃起時には自然に亀頭が露出する。
無理なく剥けて、痛みがない。
重度の仮性包茎 常に包皮が亀頭を覆っており、勃起時も露出しないが、手で剥くことは可能。
剥いた状態では、違和感や痛みを伴うこともある。
真性包茎 包皮口が極端に狭い、癒着しているなどの理由で手で剥こうとしても全く剥けない。
カントン包茎 剥いた包皮が根元で締まり元の状態に戻らない、腫れや強い痛みがある。

仮性包茎のよくある悩み4選

仮性包茎のよくある悩みとして、以下の4つが挙げられます。

仮性包茎のよくある悩み
  • 仮性包茎は汚れが溜まりやすく衛生面が気になる
  • 仮性包茎の見た目が気になりコンプレックスを感じる
  • 仮性包茎は早漏やコンドームが外れる原因になり性行為に支障をきたす
  • 仮性包茎だと陰毛が絡まり亀頭が痛むことがある

仮性包茎は絶対に治療が必要というわけではありませんが、衛生面や性行為に悩みを抱えている方は治療を検討してみてください。

仮性包茎は汚れが溜まりやすく衛生面が気になる

仮性包茎は、包皮が亀頭を覆っているため、汚れがたまりやすく、不衛生になりやすいです。 適切な洗浄を行わないと細菌が繁殖してしまい、炎症や悪臭の原因になってしまいます。そのため、毎日の入浴時には包皮を剥き、亀頭をしっかりと洗浄することが重要です。

仮性包茎の見た目が気になりコンプレックスを感じる

仮性包茎の見た目が気になり、治療を検討する人は少なくありません。特に、温泉や銭湯で他人と比較したり、性行為の際にパートナーの反応を気にすることで、コンプレックスを感じることがあります。また、見た目に対する不安が強いと、自信を持ちにくくなり、精神的なストレスにつながることもあります。

仮性包茎は早漏やコンドームが外れる原因になり性行為に支障をきたす

仮性包茎は、包皮が亀頭を覆っている時間が長いため、外部刺激に慣れていないことが多く、早漏になりやすいという特徴があります。また、包皮が余っていることで陰茎にコンドームがフィットせず、性行為時にコンドームが外れやすくなってしまうこともあります。

仮性包茎だと陰毛が絡まり亀頭が痛むことがある

仮性包茎は、包皮が亀頭を覆う際に陰毛を巻き込みやすく、皮膚が引っ張られて痛みを感じたり、亀頭を傷つけてしまったりすることがあります。また、傷ができた状態を放置すると、炎症や感染症を引き起こす可能性もあるため注意しましょう。

このような悩みがある方は包茎の治療を前向きに検討してみてください。

参考:公益社団法人 鳥取県医師会
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仮性包茎は治療が必要?治療を考えるべきケースとは

仮性包茎は、日本人男性の約6〜7割が該当するとされるほど、非常に一般的な状態です。包皮が亀頭を覆っていても、手でスムーズに剥ける場合は、日常生活や性行為に大きな支障をきたすことは少なく、必ずしも治療が必要とは限りません。特に、以下のような条件に当てはまる場合は、仮性包茎であっても治療を行わずに様子を見てもよいでしょう。

仮性包茎の治療をしなくてもよいケース
  • 包皮を無理なく剥くことができ、亀頭や包皮内を清潔に保てている
  • 性行為時に包皮が障害にならず、不便を感じていない
  • 包茎手術に対して痛みや費用への不安が大きい
  • 見た目や臭いに対する不満やコンプレックスを感じていない

一方で、仮性包茎が原因となって精神的なストレスや身体的な不調を引き起こしているケースもあります。たとえば、包皮が常に亀頭を覆っていることで外部刺激に慣れず、早漏に悩まされたり、蒸れによるかゆみや不快感が続くことも少なくありません。また、温泉や性行為の場面で見た目を気にしてしまい、自信を失ってしまう方もいます。

このように、仮性包茎が日常生活や心身の健康に影響を及ぼしている場合は、包茎手術を含めた治療を前向きに検討することがおすすめです。

仮性包茎は自力で治せる?矯正器具を使った治療方法と注意点

包茎の矯正器具の種類と注意点

自力で仮性包茎を治す方法の一つとして、矯正器具が使用されています。矯正器具には矯正リングや矯正テープなどがあり、それぞれ包皮を固定することで亀頭を露出した状態を維持する仕組みになっています。

矯正器具の種類と使い方
種類 使い方
矯正リング 包皮を剥いた状態でリングを装着し、包皮が元の位置に戻らないように固定する
矯正テープ 包皮の先端と陰茎の根元にテープを張ることで包皮を固定する
矯正接着剤 ジェル状の接着剤を包皮に塗って固定する

矯正器具を使用することで、一時的に亀頭が露出した状態をキープすることが可能です。しかし、炎症や包茎の悪化を引き起こすなどのリスクもあるため使用には注意してください。

矯正器具を使った治療では完全に仮性包茎を治すことは難しい

矯正器具は安価で手軽に使用できるというメリットがあります。しかし、矯正器具を使った包茎治療には、以下のような注意点があります。

矯正器具を使った包茎治療の注意点
  • 矯正器具を外すと包皮が戻ってしまう
  • リングの締め付けが血流を妨げる
  • テープや接着剤によって炎症やかゆみを引き起こす
  • 包皮が伸びることで包茎が悪化する

矯正器具は、あくまで物理的に包皮を固定するためのものであり、使用をやめれば再び包皮が被った状態に戻ってしまうことがほとんどです。そのため、仮性包茎を根本的に治す方法としては適していません

さらに、誤った使い方をすると陰茎を傷つけ、痛みや感染症を引き起こすリスクもあります。確実に仮性包茎を改善したい場合は、専門医による診察を受けたうえで、包茎手術を検討することをおすすめします。

仮性包茎を治す手術の種類やメリットとデメリット

仮性包茎手術のメリットとデメリット

仮性包茎を治すためには、包茎手術を受けることがおすすめです。包茎手術は「包皮を切らない方法」と「包皮を切る方法」の二つがあります。

包皮を切らない包茎手術
術式 内容
長茎術 陰茎を体内から引き出し、長くすることで亀頭を露出させる
亀頭増大術 薬剤を注入することで亀頭が大きくなり、包皮が剥ける
糸・のりを用いた包茎手術 医療用の糸やのりで余っている包皮を固定する
包皮を切る包茎手術
術式 内容
環状切開術 包皮を環状に切除する
亀頭直下埋没法 包皮を切除し、亀頭の下で縫合する
クランプ法 クランプという器具で包皮を挟みこんで切除する
陰茎根部切開法 陰茎の根元部分を切開して余分な包皮を切除する

包皮を切らない包茎手術では、陰茎を長くしたり亀頭を大きくすることによって間接的に包茎を治療したり、糸やのりで包皮を固定することで治療を行います。これらの方法は、包皮を切除しないため、ダウンタイムが短く、術後の痛みや傷跡がほとんど残らないという大きなメリットがあります。

ただし、長茎術や亀頭増大術は本来、陰茎の形状を整える目的で行う施術であり、包茎そのものを根本的に治す治療ではない点に注意が必要です。包皮の余りが多い場合には十分な改善が見られない可能性があります。

また、糸・のりを用いた包茎手術の場合、糸が切れたりして元の状態に戻ってしまう可能性も否定できません。切らない包茎手術は、軽度な仮性包茎の方が手軽に治療したい場合におすすめです。

一方、切る包茎手術の場合は、包皮を完全に切除するため、再発のリスクはほとんどなく、長期的な効果が期待できます。しかし、施術後に腫れや痛みなどが生じる可能性があったり、傷跡が残ってしまうというデメリットがあります。

以下に、切らない仮性包茎手術と切る仮性包茎手術の違いをまとめました。

切らない包茎手術と切る包茎手術の比較表
切らない包茎手術 切る包茎手術
手術時間 10〜20分 30〜60分
ダウンタイム 1週間 数週間
傷跡 ほとんど残らない 残る
効果 元の状態に戻ることもある 永続的
対象者 軽度の仮性包茎 真性包茎・カントン包茎・重度の仮性包茎・軽度の仮性包茎

仮性包茎を治す手術でコンプレックスを解消できる

仮性包茎を手術で治療することで、見た目に対するコンプレックスが軽減され、前向きな気持ちで過ごせるようになります。温泉や銭湯で他人と比較してしまったり、性行為時に不安になってしまうなど、仮性包茎による精神的なストレスを抱えている場合、手術によってこうした悩みを解消することが期待できます

包茎手術のメリット
  • 見た目のコンプレックスを解消できる
  • 衛生面が改善され悪臭や病気の予防につながる
  • 刺激に慣れることで早漏を改善できる

仮性包茎は必ずしも治療する必要はありませんが、病気の予防や早漏の改善など様々なメリットがあります。仮性包茎に悩んでいる場合は、包茎手術をぜひ検討してみてください。

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仮性包茎の手術には傷跡が残るなどのデメリットも

仮性包茎の手術には様々な利点がありますが、傷跡が残る可能性や術後のケアが必要になるといったデメリットもあります。

包茎手術のデメリット
  • 手術が失敗して大きな傷跡が残る可能性がある
  • ダウンタイムが必要になる
  • 外部刺激に慣れることで感度が変わる可能性がある
  • 矯正器具を用いた自力での治療と比較して費用が高い

包茎手術のデメリットとしては、費用が高額になってしまうことや、医師の技術不足によって大きな手術跡が残ってしまうことなどが挙げられます。包茎手術は保険適用外であることがほとんどのため、手術の相場は数万円〜数十万と比較的高額になってしまいます。

しかし、安さだけでクリニックを選んでしまうと、仕上がりに影響が出る可能性があるため注意が必要です。包茎手術は医師の技術力によって仕上がりに大きな差が生じるため、クリニックの実績や口コミ、術後のケア体制をしっかり確認するようにしましょう。

また、ダウンタイムがあることも考慮する必要があります。手術後は傷口が完全に回復するまで、運動や入浴、性行為などに制限がかかるため、日常生活に支障が出る可能性があります。特に、仕事やプライベートの予定がある場合は、治療のタイミングを慎重に選ぶことが大切です。

包茎手術を検討する際は、メリットとデメリットの両方をしっかりと理解し、自分に合ったクリニックやプランを選ぶようにしましょう。

仮性包茎に関するよくある質問5選

Q. 包茎手術で陰茎は大きくなる?

A. 長茎術や亀頭増大術を受けた場合には大きくすることが可能です。
一方で、包皮を切除する手術を受けただけでは陰茎が大きくなることはありません。
ただし、余分な包皮が無くなることで、亀頭が常に露出し、視覚的に大きく見える場合があります。また、包皮の締め付けがなくなることで血流が改善し、勃起時に硬さや膨張率が向上する可能性もあります。

Q. 包茎手術の痛みはどれくらい?

A. 手術中は麻酔を使用するため、ほとんど痛みを感じません。
術後は亀頭が下着にこすれる痛みや縫合部分に痛みを感じる場合がありますが、鎮痛剤が処方されるため、日常生活に支障をきたす程の痛みを感じることは少ないです。

Q. 仮性包茎の治療は保険適用される?

A. 仮性包茎の手術は基本的に自由診療となり、全額自己負担になります。
しかし、真性包茎やカントン包茎の場合は、排尿や射精に問題が生じたり、締め付けによって痛みを引き起こす可能性があるため、保険適用で手術を受けられるケースがあります。

Q. 包茎手術は何歳から受けられる?

A. 包茎手術には、基本的に年齢制限はありません。
ただし、未成年の場合には保護者の同意が必要となります。
また、10代のうちは陰茎の大きさやサイズが変化することで自然に仮性包茎が改善する可能性があります。
そのため、第二次性徴が終わった後に手術を行うのがおすすめです。

Q. 仮性包茎は自然に治る?

A. まだ第二次性徴の途中の男性であれば、自然に仮性包茎が改善する場合もあります。
しかし、成人後は仮性包茎が自然に治ることはありませんので、治療したい場合は手術を検討してみてください。